花が咲くためには根からの水分や栄養がなければ咲くことが出来ません。
では、自分の命を桜の花に例えて考えてみたいと思います。
大地からいただく水分や栄養が自分という一輪の花に届くまでには根から幹、枝へと伝わり自分に届きます。逆に考えると自分の花が付いている枝を両親とたとえて、その先は祖父母でその先は曾祖父母と考えていくと根までには計り知れないほどのご先祖さまにつながって行きます。つまり、根から幹に伝わり自分と言う花に至るまでには多くの先祖さまを経由して届くという事が分かります。 間もなくお彼岸になります。自分という花を咲かせられるのは、ご先祖さまという隠れた根のおかげであると思いながら、お陰さまと感謝の気持ちでお墓参りやお仏壇に手を合わせてみてはいかがですか。そしていつか自分が枝になり幹となり根になって多くの子孫の為に働く時が来るということも考え、供養という水や養分をご先祖さまにお供えいたしましょう。
合掌 |