平成21年3月14日、川口市安行の密蔵院道場に於いて正源寺住職長男、慎哉の得度式を密蔵院山主御戒師のもと執行し正式に住職の弟子となりました。
「得度式(とくどしき)」とは僧侶になるための最初の儀式のことで、 「度」というのは「渡る」という意味で「得度=渡るを得る」とは、仏の教えに出会って彼岸(悟りの世界)に渡るという意味になります。そこで、悟りを求めて仏道の修行に入ることを「得度」といい、その儀式を「得度式」といいます。
まず始めに、出家して僧侶となる決意を問われ、次に、修行とはどういうことかを教わり、社会や父母に別れの挨拶をし、出家の覚悟(決意)をいたします。
次に髪の毛を剃る「剃髪(ていはつ)」の儀式が行われ、仏弟子としての名前(法名)と袈裟を授かります。そして、戒律を授かることで、修行者としての生活のあり方を教わります。
今後の諸行事に参加する機会もあると存じますが何卒よろしくお願い申し上げます。
皆様の温かいご支援を 今後とも、何卒よろしく御願いいたします。
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